新生児の授乳
産まれたばかりの新生児赤ちゃんは、すでにママのおっぱいを吸うことを
体で知っています。(実はお腹にいるころから吸う練習をしているそうです。)
口のあたりに乳首を持っていけば、吸おうという仕草が見られます。
産まれてすぐには、すんなり吸ってはくれませn。
最初の一口はちょっと触れた程度でしょう。
赤ちゃんもママもだんだんと授乳が上手になり、息もあうようになってくるのです。
産後から生後1ヶ月ごろまでの新生児赤ちゃんへの授乳について、
段階を追って説明しますね。
誕生してすぐの授乳
産後、数十分で最初の一口を含ませる産婦人科が多いと思います。
このときは、ママはまったく勝手が分からないので、
寝たまま看護師さん(助産師さん)が、赤ちゃんをおっぱいに
添えてくれるでしょう。
出産半日〜翌日
出産後は2時間は安静にしておかなければなりません。
出産した時間にもよりますが、数時間ママが休憩(睡眠)をして
少し回復したころから、看護師さんに授乳方法を教えてもらいます。
(午後〜夜の出産であれば、翌日から本格的に授乳することが多いようです。)
最初は、新生児赤ちゃんの抱っこさえ難しいでしょうから、
看護師さんのリードに任せて授乳の姿勢や乳首の含ませ方を覚えます。
赤ちゃんが泣くたびに授乳
産まれてすぐの間は特に、赤ちゃんが泣くたびに授乳するように言われます。
おっぱいは吸えば吸うほど刺激になって、出るようになるからです。
産後2〜3日は、おっぱいが殆ど出なかったり、おっぱいはたくさん出るのに、
新生児赤ちゃんでは吸うのが下手で、ほとんど飲めないこともあります。
この期間はまだまだ赤ちゃんもママの体も授乳の準備期間です。
母乳が出るか、母乳を飲んでくれるのかと心配せずに、
授乳タイムは赤ちゃんにとっては乳首を吸うこと、ママにとっては新生児を抱く練習と思って、ふれあいを楽しみましょう!
母乳測定で飲み量を確認
入院中は1日1〜2回、”母乳測定”を行って母乳の飲みを確認します。
授乳前後の赤ちゃんの重さを測って、何gの母乳を飲んだかを測定するのです。
せっかく測っても0gだったり、なぜかマイナスになっていたりすると、
がっかりしたり、母乳が出るのか心配になるかもしれません。
何事もいきなり上手にできることなんてありません。
ましてこの世に生れて数日の赤ちゃんと、初めて授乳を経験するママですから、
慣れるのにも時間が必要です。
焦らずに、授乳で赤ちゃんを見つめる時間を楽しむといいですよ。
退院して自宅での授乳
自宅に帰って数日もすると、だいぶ授乳に慣れてくると思います。泣いたらサッとお乳が出せるようになってきますよ!
母乳がよく出るようになるまでには、1週間くらいかかることが多いそうです。
私の場合も入院6日目でも母乳測定では8gとかすごく少なくて母乳育児ができるのか心配しましたが、自宅に帰って2〜3日でだいぶ出るようになり、ミルクの量を減らすことが出来ました。
この時期もなるべくお乳を吸わせます。新生児の間は授乳時間は不規則ですが、時間にこだわらずにおっぱいタイムしてください。あまり頑張りすぎてもママが疲れてしまうので、ママが疲れたらしばらく泣かせたって良いので、自分の体も大事にしながら授乳してください(^^)
新生児の間の授乳時間
新生児のときは、赤ちゃんの吸う力がまだ弱いので、1回の授乳にも時間がかかります。
だいたい20分〜30分以内を目安にすると良いそうです。(個人差があるので飲みが良い赤ちゃんは満足すればそれでOKです。)
赤ちゃんが成長して、飲む力が強くなってくると生後3〜4ヶ月頃には授乳時間10分程度で満足するようになることが多いようです。
新生児期は授乳中に眠ってしまって困ることも
新生児の間は、授乳中に眠ってしまって飲んでくれないということもしばしば。眠った赤ちゃんを起こすには、足の裏をくすぐるといった方法もありますが、眠れるということは、そこまで空腹ではないとも言えますから、あまり気にしなくても良いです。本当にお腹が減ったら起きて泣きます(^^)
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