

離乳食を食べてくれないときの対応
6ヶ月を過ぎて離乳食がスタート!良く食べる子になってほしいと願ってママは慣れない離乳食作りを頑張っていることと思います。
でも、頑張って作ってもほとんど食べなかったり、そもそも食べる量の少ないことにガッカリすることもしばしば。
うちの子は小食・離乳食には見向きもしない・一口も食べない・急に食べなくなった等、とにかく離乳食に関する悩みとママの苦労話はよく聞きます。
初めての子育てでは特に、検診で保健師さんから離乳食の進み具合を聞かれたり、周りのお友達がどんどん離乳が進んでいたりすると、ちゃんと食べさせなければとプレッシャーに感じてしまうかもしれません。
それらの悩みは、みんな栄養が足りないだろうとか・体重が増えないとか・将来好き嫌いが多い子になるのではないかといった子供を思うママの気持ちからくるものですね。
■実はそんなに食べなくても大丈夫!?
最近では、早くから離乳食をスタートさせることが疑問視され、近年増え続けているアレルギーの原因の1つではないかと言われて見直される傾向にあったりします。
WHO(世界保健機構)でも、6ヶ月までは母乳栄養が望ましいとされていたり、2歳過ぎまで母乳中心にすることを勧めているそうです。
私のかかりつけのお医者様も、「早く離乳食を始めることは、胃腸の未熟な子供にとってはアレルギーや病気の元。」と自分のお子さんは1歳1カ月まで完全母乳だったそうです。それで好き嫌いも無く、4歳の今も元気に育っているそうです。
また、戦前の日本も、1歳過ぎまでおっぱいのみというのは当たり前でもありました。
おっぱいだけで過ごすのは食育の面でどうかなぁとは思いますが、このように1歳前に離乳食を食べずとも元気に育っているお子さんがたくさんいると思えば、1歳前のこの時期、全然食べないとか、ちょっとしか食べないことなんて気にしなくて良いと肩の力を抜くことができませんか?
■1歳までは頑張らない離乳食
手をかけて作ると、その分食べてほしいという気持ちが膨らんでしまいます。
せっかく作ったのにベエ〜と吐かれたり、口をつぐまれると、どうして食べてくれないのかとストレスに。イライラして明るい食卓に出来なくなって、それが赤ちゃんに伝わると、よけい食べなくなる…と悪循環になってしまいます。
この時期の食事は、赤ちゃんが食べるって楽しい!と感じることが大事です。
楽しい食卓を継続することを第一に考えて、子ども自身が食に興味を持つまでは離乳食レシピ本はまだ使わない!ごくシンプルなものだけにする!と割り切ってはどうでしょうか。
まだ一口も食べないとか、2〜3口であるならば最も簡単・シンプルに野菜スープ・お粥のみと調理自体には手をかけず、ママが目の前で美味しそうに一緒に食べる方がこれから長く食事を共にすることを考えるととても良いのではないかと思います。
食感・食材を変えてみるのは、2〜3日に1回程度にしたり、最初から子供には一口、残りは味を足してママが食べるつもりで作るなど、極力ママが労力を掛けずに気持ちがラクなように取り組んではどうでしょうか。
うちの離乳食は、お粥・ヨーグルト・バナナばかりでしたが、量的には食べないものの手は伸ばして感触を楽しんでいましたよ。(そのほかは茹で野菜をたまに。)
それでも、1歳すぎからは上下の歯が生えて色々なものを出しても食べるようになりました。
実際は子供によって食べ始める時期は十人十色、ママが様子を見ていると変化に気が付くと思うので、その変化が見られてから毎日の食事内容や出し方に変化を付けて様子を見るのが一番疲れず、親子にとって良いのではないかな〜と思います。
■離乳食は食事の練習
大人のように“食事は栄養を取るもの“という概念は取っ払ってしまいましょう。
特に1歳までは上で書いたように、母乳やミルクさえ飲んでいれば栄養面は気にしなくても大丈夫なのですから、大人の食事と離乳食の食事の意味は違います。
離乳食は“食事の練習“、初めての味・食感・スプーンで食べることに慣れる時期と捉えて、食べる量にこだわらずに、気楽に離乳食タイムしてください!
この時期、作ったもので遊んだって良いんです。赤ちゃんが食卓の雰囲気を楽しいと感じることを第一にしましょう♪
“乳首を吸う”という行為から、“スプーンで飲みこむ”という動きを習得する成長の過程ですから、ゆっくりゆっくり!時間がかかって当たり前です。
焦らず、本人のペースを優しく見守ってあげるてください。
■完母の赤ちゃんは離乳食をあまり食べない!?
完全母乳で育っている子は離乳食を食べない子が多いと聞きます。それは、おっぱいを飲んでいるうちは、毎日味が変わるおいしいおっぱいが赤ちゃんにとっては極上のごちそうだからなのだとか。ご飯を食べないのは、美味しい=質の良いおっぱいが出せていると自信を持ていれば良いんですね。
離乳食を食べないって悩んでいたお母さん、大抵は卒乳するとすごくたくさん食べるようになるんだそうです(^v^)
赤ちゃんの腸は2歳半ごろようやく大人と同じように消化吸収できるまで完成完成しますから、1歳まではとにかくゆっくりゆっくり進んだり戻ったりしながらでも、“食べること“というより“親子で一緒に食べる時間“を大事にしたいですね。
■離乳食を食べさせるコツ
赤ちゃんが食べ物に興味を持つ為の工夫をいくつかご紹介します。
・時間を決めて、食事のリズムを作ること。
・スプーンを変えてみる。先の小さい樹脂製や木製など。
おっぱいやミルクをスプーンであげてみて嫌がるようなら、スプーンが苦手と分かりますね。
・「トマト食べようね〜」など話しかけ、スプーンを口に持っていくのを見せながら、ゆっくり唇にスプーンをあてる。それからお口に流し込む。
こうすることで、赤ちゃんは食べる準備が出来ます。
・食べられたら褒めて盛り上げる。食事って楽しいなと感じさせてあげます。
・赤ちゃんの隣で一緒に食べる。ママの様子を見て真似して食べることもありま
・食べさせたい量がそもそも多すぎるかも。目安を気にせず子供のペースで。
・たまにはベビーフードで手を抜いても良い。
・おっぱいの後離乳食でも良い。
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